Restaurant MAISON

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9月13日夕方
Restaurant MAISON
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入り口の可愛いMAISONのロゴは
映画監督でアーティストのデビット・リンチさんがプレゼントしてくれたもの。
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オープンしている時は入り口にメニューがあります。
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二階へ案内。次の人に
少々お待ちを
は〜い、って感じで。
「家」というコンセプトのこの建物は
建築家 田根剛さんの作品。
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料理人の動きを見たいと言うのび丸の希望でカウンターに陣取ります。
カウンターは基本お一人のお客様用。特別扱いの我らです。
カトラリーは超人気のイラストレーター、ワイズベッカーさんデザイン。
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一人一枚のメニュー。同じものですが
絵がそれぞれ違う。入り口のメニューやこれらのメニューの
絵はシェフの娘の2歳の時の殴り描き(!)を使ってます。色がいいね。
どこのアーティストさん?とよく訊かれるそうですから秘密かも?
たくさんの想いがこもってますね・・。
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飲み物はペアリングに。まずはシャンパーニュ。
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アミューズ。マクワウリみたいな瓜に柔らかな野菜と何かが載ったものと
ブーケのようにハーブと何かをレタス見たいな葉で包んだもの。
味が微妙なので、説明ができにくい。爽やか。
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トマトの中に何か入っている。ジュレとハーブの花がはらり。
この2皿、というか3皿はアミューズ
(LES AMUSES BOUCHE=口を楽しませるもの)
お皿のキラキラがジュレを際立たせてます。
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目の前で次々に料理が出来上がります。
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次は軽い赤
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ほかほかのメゾンのシェフお手製のパン!バターたっぷりでいただきます。
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仏 THON DE L'ELE D'YEU, JUS DE RHUBARBE
英 TUNA OF ILE D,YEU, RHUBARBE JUICE
ユー島のマグロ。ルバーブのジュース!ハーブも散らされて・・美味しい・・・繊細。
白いのはクリーム系のソース(だったとのび丸)
調べてみるとユー島はフランス南西部海岸沖の真珠のような島
シェフは生産者との関係を大切にしていて
野菜も朝生産者から届いた新鮮なもので料理を作るスタンスらしい。
お友達が獲ったり作ったりしたもので料理する、って感じでしょうね。
なるほどこれは軽い赤が合う。お皿の色もほんのり合ってる。
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本日のお魚はこれです、と
ピカピカの活きているでっかいロブスター!
HOMARD DE NOIRMOUTIER

ノワールムーティエ島はユー島の北。小さな橋で大陸とつながっている島で
ナントの南西。実は9月はナントに行く予定だったんですが
取りやめになってパリに。ナントが食都だと言うのが納得です。
ともあれナントリベンジの食材が続きました。勝った〜!!(?)
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少し濃いめのイタリアの2019の白。
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グラスは水用も含めてものすごく薄くて軽い
オーストリアのロブマイヤー。ワインの味と香りが直に味わえる感じ。
メゾンのソムリエは日本人の竹林さん。英仏伊語堪能で
その辺りを(?)飛び回っているらしい。
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次は、つい食べちゃって慌てて写真
本当はコロンとした小さな玉ねぎだったのに・・涙
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姪から写真もらいました。美しい・・・ため息、ていうか詰め物をした玉ねぎなんですが・・。
お皿も水玉で真ん中がちょこっと凹んでいてかわいい。カトラリーも毎皿替わります。
仏 OIGNON FARCI, GARMU D'ENCRE DE SEICHE ET SAUCE AUX PISTACHES
英 STUFFED ONION,GARUM OF SQUED INK AND PISTACHIO SAUCE
小玉ねぎの中にイカ墨とピスタチオソースで作られた何か
濃い白ワインと共にあっという間に無くなる・・小さいのに存在感抜群、なのに
あっという間に・・(すみません、しつこい。まだまだ続くのに)
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フランスのビオ生産者の白ワイン
後ろに見える女性がメゾンのパティシエ。
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ノンフィルター、これも少々濃いワインですがスッと入るのがこわい・・
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合わせたのはキノコの一皿
仏 CHAMPIGNONS DE SAISONS ET SAUCE JAUNE D'OEUF
英  SEASONAL MUSHROOM AND EGG YOLK SAUCE
秋だ!このソースに温泉卵の黄身が使われてる。ナッツも香ばしく、さらっと食べれますが
なんとも言えないコクがあります。うん確かに、これにはちょっと濃い白ワインだな。
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シェフはひたすらロブスターを割ってます
赤矢印の先にちょっと気になるものが・・
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次のワイン
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13%なので今までの食前酒ぽいワインと比べると穏やか
2016年ヴィンテージの熟成感も。スペインの酸化防止剤無添加・ノンフィルター。
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さて魚介類の皿が同時に2皿。
仏 HOMARD DE NOIRMOUTIER CUIT MINUTE
英 LOBSTER OF NOIRMOUTIER COOKED A LA MINUTE

なぜかというと、ロブスターの身の部分と爪の身の部分を2皿に分けた。
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爪の身はなんかの緑のソースと隠元と・・なんだろ?
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体の身はコクのあるソース、小さなジャガイモとそのソースと
混ぜて食べましたよ。感嘆・・!!うーん2016年仏自然派ワインがよく合う!
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ソースで仕上げするシェフ
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ワインはライオンの絵ですが
ピュイイ・フュイッセ
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ブルゴーニュの美味しい白!5年熟成もの。
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仏 TRUITE GRILLE'E, LENTILLES ET PIL-PIL
英 SALT BAKED GUINEA FOWL

マスのグリルにレンティル豆のピルピル
ブルゴーニュの白、ぴったり!
黒いのなんだっけ?!皮めはカリッと身はしっかりしててしかもふわっ。
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後ろを振り返ると、ゆったりですが満席。
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次はこれですと、パカッ!!
これぞ!?塩釜焼きならぬ塩パン窯焼き!?
先ほどから気になっていたグリルとかの上の塊はこれだったのだ!
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ワインは赤に。グラスがでかい・・。すごく珍しいスイスの赤!
スイスのワインはほとんど国民が飲んじゃうので国外に出にくいし高いし。
崖みたいなところで作られてたり・・。
でも美味しいワインがいっぱいなのはとある昔、現地で確認済み。
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そして
仏 PINTADE EN CROUTE DE SEL
英 SALT BAKED GUINEA FOWL
ホロホロ鳥の塩パン窯焼き!
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のび丸の分を横から。ソースがいろいろあるのがわかりますね。
ほろっととろけるけど味はしっかりしていて、美味しいのなんの・・・涙
付け合わせの焼き野菜と一緒に、ワインも一緒に
ほぼスイス国内でしか飲めないという
スイスの赤ワイン、ホロホロ鳥にとっても合いました。
これからがまたお楽しみのデザートタイム!
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大きな刃でガサガサ〜〜!!!とかいたような
かき氷・・白桃の!?
GRANITE DE NECTARINES
ネクタリンだそうです。でも普通のかき氷ではなく、ホワトロ〜っと
夢のように溶けます・・
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中には甘酸っぱいソースが。
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のび丸は歳とってから桃アレルギーになったので
柑橘のこちらもとろけるかき氷、ていうかなんていうの?緑のソースで。
美味しい!(横からちょっと食べた奥様e)
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まだまだ飲むのですが、デザートに合わせたのは
??見たことある!なんと、千葉勝浦の寿司屋「笹元」で飲んだ日本酒だった!
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日本酒みたいじゃない名前だけど
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ブルーチーズがすごく合うと千葉寿司屋でも。
ペアリングの中に日本酒があるのがちょっと誇らしい気分。
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 仏 SABAYON DE SAVAGNIN AVEC GLACE AU MAIS(Iの上に点が2つ)
英 SABAYON OF SAVAGNIN AND CORN ICE CREAM

MIGNARDISES
(ネットで調べました。食後に食べる焼き菓子のことですって)
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焼き菓子にちょっとつけてもいいアイスは
なんと甘いとうもろこし味!もう何もかも大満足でした。

残ったお菓子はいただいて。

本当にご馳走様でした。

しばしば来れないRestaurant MAISON

本当に一期一会の晩餐

シェフやスタッフが一生懸命なのは

そういう客のそういう気持ちをも

わかってくれているからだろうと

ほんわか胸が熱くなりました。

ご馳走様!!!
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もうキッチンはきれいに片付けられてましたが
まだまだお客さんは楽しそうに歓談中。
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名残惜しいけど帰ります。
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いい気分になってちょっと迷ったけど
無事、姪のアパートに帰り着きました。

次はいつかなあ。

元気でまた食べに来たいです。

ありがとう!




















Commented by kobacken at 2023-10-10 12:59
は〜、ため息。素敵すぎます。
Commented by nobimaru at 2023-10-10 19:37
2019年9月にオープン、家族もお祝いに行きましたが、我らは仕事がてら2020年3月に行くつもりが、直前でパリがロックアウト・・涙。その間きっと大変だったろうなあとじ〜ん・・。我らもやっと来れた〜と感無量です。ガストロノミーレストランですが、ゆったり過ごせます。ぜひぜひおいでください!
by nobimaru | 2023-10-09 22:10 | 海外で料理! | Comments(2)

夫が作る毎日ご飯と日本ワイン


by nobimaru