毎年、東大寺のお水取りにはどこかで参籠するのび丸。
もう20年目になります。今年も行って来ました。
15日早朝、半月に渡る修二会(お水取り)がめでたく開けました。
奈良ではお水取りが終わると春が来る、と言われます。
お土産の奈良漬とお菓子です。京都駅で買った千丸屋の東寺湯葉もありますね。
お菓子は奈良の千寿庵。お水取りにまつわる「二月堂椿」はお土産の定番。
生菓子なのでさっさといただきます。お抹茶に合うのだがなあ。
忙しいのび丸、ゆっくりお茶をたてている時間がありません。
しかしわらび餅もとろとろできな粉がいい感じ。
ところで1999年3月6日から毎年東大寺に通っているのに
この奈良漬屋さんの奈良漬を買い始めたのは2016年の初夏。
何しろ東大寺の南大門に続く鹿だらけの参道に観光客用のお土産物屋さんに
挟まれて繁盛する奈良漬屋さん、なので普通のお土産物屋さんだと思い
見過ごしていたんですが、東大寺本坊である狂言を見るために
やはり参道の奥にある古いお宿「観鹿荘(かんかそう)」に泊まった時のこと。
お料理も美味しいので朝と晩御飯をとったんですが、その時
とても美味しい奈良漬が出たのでこれは?と聞くと
ほら、そこの奈良漬です、と。
買う気で物色するといいもの置いてあるんです〜。
しまった、今まで何を見過ごしていたんだと悔しい奥様e.
壺に入った刻み奈良漬。
大根、きゅうり、瓜の奈良漬。
お茶漬けにも美味しい。
奈良漬が美味しいと思ったのはこの店が初めてでした。
以前はのび丸について東大寺に行き、極寒の中、北や西の局で夜中に練行衆の行法を
延々見たりしていた奥様e。最近体力と気力が衰えて来て・・・行ってません〜。
その他、奈良の蕎麦と日本酒の名店「玄」もしばらく行ってないなあ。
もちろんのび丸は毎年蕎麦と日本酒をしっかり
楽しんでいる。悔しい奥様eでございますが、お土産があるから
ま、いいかな〜。