奥野田ワイナリー活動初日

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 2月6日(土)日帰りで山梨県塩山市の奥野田ワイナリーに行ってきました。報告者eのみ。予備剪定された葡萄の樹が並んでいます。
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 体調とか予定があったりとかで土曜日の予備日に。無理しても行きたいのは年の初めのレクチャーがとても面白いからだし、自分にあてがわれた樹にも3年目を迎えて愛着もあり剪定は(判断は先輩にあおぐも)自分のハサミでやりたいからです。
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 葡萄畑で剪定のコツを習うんですがやっぱりわからない。このあと新発売の奥野田フリザンテ2014やスミレルージュと前菜と奥野田おほうとうで暖まって自分の樹の剪定に入るのですが。
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 奥野田ワイナリーは20年肥料を施さず地面も耕さず。豆科の雑草が生えて来るのを適宜刈り取り、根に着いた根粒菌など多様な微生物の力を借りるやり方です。そのため葉っぱには人工的な濃い肥料が行かずとてもプアーな状態なので虫が好んで食べにこない。なあんてことをレクチャーで知ります。このほそっとしたカベルネソーヴィニヨンも20才。本日の作業は一年の始めにまた去年と同じ樹形を作る為に姿を観察し、今年着果させる芽を選び栄養を集中させる為に余分な芽や枝を除去するというものすごく大切で高度な作業なのです。あ、来年の為の枝も残さなくてはなりません。う〜無理。
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 というわけでこうなりました。左がのび丸、右がeの樹。
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 eの樹の方がわかりやすいのですがこれが長梢剪定。ワサワサ生えた枝の中から今年実をつける枝を2本選び残します。芽は6個。手前に来年の為の枝も2㎝くらい残します。垣根方式の剪定には二種類あって、この長梢剪定と短梢剪定。北海道はこの長梢剪定だと寒さを越せないそうです。山梨県はどちらでもいい地域なので畑には2種類の剪定結果が混在しています。樹の形によってどちらの剪定をとるか選びます。のび丸の樹は虚弱なのでどちらでもなく、ちょっとだけ芽を残して今年頑張れるかどうかの剪定。もちろん超ベテランの方に見てもらって言いなりに切ります。いや〜でその超ベテランはというと自分の樹をスタッフに見てもらい、やっぱり「自分の判断と全然違った」とうなっていました。3月下旬の作業でこの2本をぎゅうっと左右に曲げて固定します。今やると、水分がなくて折れます。こわい。
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いいお天気で駅までのお散歩も気持ちよかったのですが帰り着くと本格的に風邪症状。この日からスープ暮らし。一週間飲んでないe。忙しいこともありのび丸も基本お酒無しなのでそろそろワイン飲みたいでありますね。
Commented at 2016-04-28 11:15 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by nobimaru | 2016-02-12 14:31 | ぶどう畑 | Comments(1)

夫が作る毎日ご飯と日本ワイン


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