2年目の奥野田ヴィンヤードクラブ初日です。

2年目の奥野田ヴィンヤードクラブ初日です。_a0095931_11133080.jpg
 2015年2月7日(土)、昨年初めて参加した山梨県塩山市の奥野田ヴィンヤードクラブ、略してOVCの2015年度初回にいってきました。幸いにとても良い天気。結構長いレクチャーの後冬の葡萄畑で実技講習を受けます。この枝とこの枝を選ぶ訳は、という丁寧な講義のあと、選んだ2本のうちの一本を間違えてさくっと切ってしまった社長、全員がはてなマークを頭にともしながら固まりました。あれ?切っちゃった?とおちゃめな(?)社長。もちろん適当に復活しましたが。
2年目の奥野田ヴィンヤードクラブ初日です。_a0095931_11173343.jpg
 昨年からのび丸と報告者eにあてがわれている不安そうな葡萄の木。細々と見えますが植えられてすでに16年目。枝がいっぱい残っています。これを剪定します。もちろん大先輩やスタッフに相談。ポイントは今年実をつけさせる2本の枝と来年に期待する1本を選ぶのです。来年とはいえ、その先までストーリーを組み立てる。なんとも楽しいながらも難しい剪定なのです。葡萄の木も不安だろうなあ。
2年目の奥野田ヴィンヤードクラブ初日です。_a0095931_11214542.jpg
 と、いうわけでこうなりました。それぞれ長い枝が2本と短い枝を1本残しています。左は予定通り「長梢剪定」ですが右のeの木は左の枝は長梢剪定、右の枝は短梢剪定と変則剪定になっています。次回3月の終わり頃には地面からたくさんの水分を取り込んで柔らかくなった枝をぎゅうっと90度曲げる(これがこわいんですが)という誘引作業が待っています。何が良くてOVCに参加するかというと自分が飲んでいるワインがこういうふうにして出来上がって行くのかという感動を味わえるからかも。付け加えると、今年7年目というスタッフの1人に命じられたのは「収穫を安定させる剪定」。経験を積むほど今まで以上の熟練がもとめられるのですね。ちなみにあちこちで針金の上に出てしまった無骨な木の部分をざっくり落としてしまうという作業が見かけられました。のこぎりです。ひえ〜〜。左の木は来年あたりのこぎりかなあ。
2年目の奥野田ヴィンヤードクラブ初日です。_a0095931_11351772.jpg
 今年は新しいメンバーが50人もいるという大所帯、2班に別れてランチです。ランチの間も社長の講義は続きます。
2年目の奥野田ヴィンヤードクラブ初日です。_a0095931_1136267.jpg
 勝沼のレストランに手伝ってもらったランチボックスとマダムとマダムママのお手製のおほうとうに奥野田ビヤンコとスミレルージュ。これも楽しみの一つですね。3月が楽しみです。残念ながらのび丸は仕事でした。
Commented by kt at 2015-02-15 13:34 x
どんな果実が出来上がるか楽しみですね♪
Commented by e at 2015-02-18 10:25 x
小さな木ですが4,5房つきます。一キロからワイン一本だそうです。このクラブは11月の打ち上げでこの葡萄畑の葡萄で醸したワインを一本記念にくれます。数年前の葡萄なので自分がかかわった葡萄でつくったワインをもらえるのはもう少し先ですが、出来にかかわらずいとおしいと思えるのではと楽しみです。
by nobimaru | 2015-02-13 11:39 | ぶどう畑 | Comments(2)

夫が作る毎日ご飯と日本ワイン


by nobimaru