博多座に文楽を見に行きました。
2013年 02月 13日
去年の暮れの話です。えらく遅出しですみません。文楽の演目は昼「絵本太功記」・夕顔棚の段、尼ヶ崎の段。「艶容女舞衣」・酒屋の段。夜「伊達娘恋の緋鹿子」・火の見櫓の段(美しい)。「傾城恋飛脚」・新口村の段。「壇浦兜軍記」・阿古屋琴責の段(楽器を弾く所がすごい)。文楽三昧の一日でした。
ところで今日の演目は何でしたか~?大阪じゃ、助成金もなくなるみたいですし、歌舞伎でも相次いで大名跡を背負う名優を亡くしています。こんな時こそ、ちゃんと文化を守っていかないと駄目なのに~と、些か不満に感じています。失ってから復活させるのは並大抵じゃないんですよね。
演目は記事に追加しました。実はすっかり忘れていてパンフを見ながら書きました。おかげさまで思い出しました。すごくよかったです。
(忘れるのがいかんですが)
そういえば小学校の科目から音楽と美術をなくす、という話をずいぶん昔に聞いたんですがどうなってるんでしょうね。
まさに人生の質を高めてくれるのがその二つなのに…。
歌舞伎も文楽も世界に誇れる文化なのに…。
それにしても、美術と音楽要らないっていうのはどんな教育者が思いつくんでしょうかね。人間、勉強は幾つになっても始められますけど、人生を豊かにする教養に関するものは感性が発露する頃に色々触れないと、何が楽しいかの回路が出来ていないから後から試しても広がって行きにくいと思うんですよ。
漫画を読むにしても、漫画を頭の中で映画のように流す脳を造っていないと、一々突っかかって物語に没入できないみたいに・・。